野村ホームトレードで投資信託を購入する方法

野村證券のインターネットサービス「野村ホームトレード」で、投資信託の購入をするときの操作方法を説明します。あらかじめ必要な「目論見書等電子交付」の手続きもあわせて確認しておきましょう。

投資信託を買うには目論見書の確認が必要

ホームトレード上で投資信託を購入するには、あらかじめ「目論見書」の電子交付契約をしておく必要があります。

目論見書とは投信の説明書のようなもので、商品性や手数料、リスク、そのほかの留意点などについて書かれており、金融機関は法令で、目論見書を投資家に交付する義務を課されています。

というわけで投資家は購入前に、その投信の目論見書を確認する必要があります。ホームトレード上での確認方法として「目論見書等電子交付」というサービスを利用します。

「目論見書等電子交付」というサービスを利用することで、ホームトレード上でPDFファイルによる目論見書の閲覧ができるようになり、投信の購入ができるようになります。登録方法は以下のとおりです。

目論見書等電子交付サービスの登録手続き

ホームトレードの画面上部のメインメニューから「口座情報/手続き」を選んでクリックします。そして「各種サービス関連」へと進みます。

画面上部のメニューの中から「電子交付サービス利用状況」をクリックして、サービスの利用状況の項目へとジャンプします。

いちばん上の目論見書等電子交付という文字の右側のほうにある「申込」ボタンをクリックします。あとは流れに従い、登録を完了しましょう。

平日19時までに手続きすれば当日、平日19時より後か休日に手続きすれば翌営業日の申込みとされます。投信を買う予定があるならば、早めに手続きを済ませるのが良いでしょう。

すでに手続き済みの場合は「利用中」と表示されます。その場合はもちろん、あらためて手続きする必要はありません。

投資信託の購入方法

投資信託の購入方法を説明します。ここでは銘柄が決まっているものとして進めます。銘柄が決まっていない場合は取引店で相談をしたり、資料を取り寄せたり、インターネットで調べたりしましょう。

だいたいの銘柄は締切時刻が15時です。それを過ぎると、翌営業日の発注として取り扱われるので注意しましょう。

ホームトレードで投資信託を買うときの手続き

まずホームトレード画面上部のメインメニューから「取引/注文照会」を選んでクリックします。そして画面左側の「投資信託」をクリックします。

買付金額ランキングが表示されるので、ここに買いたい銘柄がある場合はその銘柄をクリックします。ない場合は左側のメニューから「買い注文」を選んでクリックします。

検索画面がでてくるので「ファンド名（全角）」という項目の入力スペースに、買いたい銘柄の名称の一部分、もしくは全部を入れるなどしてから、赤い「検索」というボタンをクリックします。

条件にあった銘柄が表示されるので、買いたい銘柄の左側にある「買付」という赤いボタンをクリックします。

銘柄がたくさん表示されてわかりにくい場合は、ファンド名をより詳しく入力したり検索条件をかえたりして、検索結果にでる銘柄の数が絞られるようにしましょう。

同じ名称の銘柄でも2つ表示される場合がありますが、ファンド名の先頭に「受取型」「再投資型」という表示があるので、どちらを買い付けるかきちんと確認してからクリックします。

つぎの画面では目論見書の閲覧をします。閲覧書類という文字の右側にある「目論見書（2014/MM/DD）」という文字をクリックします。

※ 目論見書の横の日付は、その目論見書が使用開始された日付です。上記の数字はわかりやすく記載しただけで、購入日によっては2014年使用開始ではないものもあるので気をつけてください。

PDFファイルが別ウィンドウで表示されるので、目論見書を読んで手数料やリスクなどについてきちんと確認しましょう。それがおわったら目論見書の画面を閉じて「同意する」というボタンをクリックします。

「同意する」ボタンは目論見書の閲覧前にはクリックできないようになっていますが、目論見書を表示した後はクリックできるようになります。

そしてつぎの画面で金額や口数を入力して、画面下部の「確認する」というボタンをクリックします。

このとき、購入する銘柄が「通貨選択型投資信託」の場合は、「確認する」ボタンのすぐ上にある確認書を表示して読んだあとに、確認したことを認めるチェックを入れてからボタンをクリックします。

さいごにファンド名や入力した金額などに間違いがないかを確認して、取引パスワードの入力と「注文する」ボタンのクリックをすれば完了です。

注文中の銘柄は、注文後の画面で「注文照会へ」というボタンをクリックするか、左側のメニューの中の「注文照会/取消」をクリックすることでいつでも確認できます。

注文照会をみて、自分が注文したファンドで間違いがないか、数量を誤って送信してしまっていないかなどを確認しましょう。

 -野村證券