宅配コミックレンタル比較！大手3社の料金とサービスを徹底比較

最近マンガをよく読みます。たとえば、連載中の「キングダム」「東京喰種」「チェーザレ 破壊の創造者」、完結している「鋼の錬金術師」などを読みました。どれもオススメのマンガです。

利用したのは「コミックレンタル」サービスです。

購入やネットカフェの利用という手もありますが、購入するのはお金がかかりますし、ネットカフェの利用は時間を気にしてジックリ読めなかったり、目当てのマンガをほかの人が読んでいて自分は読めなかったりというデメリットがあります。

コミックレンタルであれば、それらの問題は解決します。料金は安いですし、時間制限はあるもののかなり長いため、気にせずにゆっくりジックリ読むことができます。

というわけで、マンガ好きにはコミックレンタルがオススメ。ここでは、大手のコミックレンタルサービスを比較して紹介します。

コミックレンタルって何？

コミックレンタルとは、その名のとおり「マンガのレンタルサービス」です。映画を見たいと思ったらTSUTAYAやゲオでDVDやブルーレイを借りると思いますが、それのマンガ版です。

ネット宅配サービスをおこなっている「TSUTAYA DISCAS」「ゲオ」「DMM.com」、実店舗でのレンタルをおこなっている「TSUTAYA」や「ゲオ」などがあります。

ネットと店舗の比較

ネット宅配と店舗では、おもに以下のような違いがあります。

• 期間はネットのほうが長い
• 料金は店舗のほうが安い
• 品揃えはネットのほうが良い
• 店舗はサービス実施店舗がない地域がある

というわけで、一長一短です。ちなみに、ぼくは札幌の狸小路にあるゲオを利用しています。ネット宅配ではなく、店舗のほうですね。

店舗のサービスの料金情報をネットで探すことができませんでしたが、たしか「10冊」「1週間」で500円です。20冊で800円、30冊で1,000円だったかな。

不確かな情報ですみません。でもネット宅配とくらべると圧倒的に安いということは間違いありません。

仕事帰りに寄って、パラパラと立ち読みしながら新しいマンガを探すのがひとつの楽しみになっています。週末は自宅でお酒を飲みながらマンガを読むという、素晴らしきぼっちライフを満喫しています。

ネット宅配サービスの比較

宅配コミックレンタルの比較です。「TSUTAYA DISCAS」「ゲオ」「DMM.com」の大手3社の料金やサービス内容をくらべました。

※ すべて税抜き価格。各項目の表記はそれぞれの公式サイトによるものを踏襲。

[ 結論 ]
24冊以下なら「TSUTAYA DISCAS」がオススメ、25冊以上なら「DMM.com」がオススメです。

DMM.com

宅配コミックレンタルなら「DMM.com」が最もオススメです。

メリットは料金が安いこと、そしてタイトル数が多いこと。デメリットは少ない冊数の場合に送料が高いこと。特徴的なのが、旧作と新作で料金が異なるということです。

旧作を借りる場合はほかより断然安いですし、新作でも25冊以上なら最安です。

というわけで、24冊以下のマンガを借りる場合、まずはDMM.comで旧作の扱いになっているかを調べて、旧作であればそのまま借りる、新作であれば「TSUTAYA DISCAS」で借りるというのが良いでしょう。

24冊以下でも、旧作と新作を同時に借りる場合は「DMM.com」で決まりです。

参考 : DMM.comの公式サイト

ちなみに、公式サイトに1冊から借りられるというアピールがありますが、送料が840円かかりますので、なぜアピールしているのか不思議です。

※ 厳密には24冊の場合、料金はどちらも同じです。ただ、レンタル期間が「TSUTAYA DISCAS」のほうが長いです。

TSUTAYA DISCAS

「TSUTAYA DISCAS」は、「DMM.com」で新作扱いになっているマンガを24冊以下の冊数借りる場合にオススメです。詳細は上記の「DMM.com」についての説明を読んでください。

参考 : TSUTAYA DISCASの公式サイト

タイトル数は最も多いですので、ほかで探してもない場合に重宝すると思います。延滞料金がほかより高いですので、その点には気をつけましょう。

ゲオは使えない

この中でもっとも使い勝手が悪いのが「ゲオ」です。「ゲオ」側の区切りによる冊数しか借りることができないのが最大のネック。

たとえば「ジョジョの奇妙な冒険」をレンタルする場合、1～21巻・22～42巻・43～63巻というように、「ゲオ」が任意で区切った範囲でまとめて借りる以外の選択肢がありません。

しかもタイトル数も少ないです。上記のようなかたちで、1つのタイトルを区切った合計が「564件」なので、実際のタイトル数はそれより少ないということになります。

参考 : ゲオの公式サイト

ハッキリ言って「使えない」の一言です。宅配コミックレンタルに力を入れていないのでしょうか。店舗のサービスは、タイトル数は少ないものの価格が安くて気にっているのですが、宅配サービスはほめられません。

配送と返却

どのサービスも、発送日が1日目、返却日（先方に到着した日）が最終日として期間を計算します。つまり、コミックが自宅に届くまでと、返却して先方に届くまでの日数分は、マンガを読むことができません。

実質的なレンタル期間は、上記の比較表にある日数よりも少ない日数であるということを認識しておきましょう。

店舗が近くになるなら店舗がベスト

コミックレンタルをやっている店舗が近くにある場合、そちらのサービスを利用するのがいちばんお得です。ぼくは先ほども書いたとおり、「ゲオ札幌狸小路店 5F」を利用しています。

ゲオの場合、ネット宅配とくらべて価格が格安ですし、ネット宅配のような冊数に関する不便な制限はありません。TSUTAYAは利用したことがないですが、ネットをサラッと調べたところ、店舗のほうがやはり安いようです。

期間は最長で1週間です（ゲオの場合）。1週間あれば土日にまとめて読むなどできるので、十分な期間だといえます。

難点は「品揃え」「持ち運び」です。持ち運びに関しては、車があれば問題ありませんが、自転車も車も利用できない場合は、徒歩で重い荷物を運ぶことになります。逆に考えると、デメリットらしいものはそれくらいです。

店舗を選ぶにせよ、ネット宅配を選ぶにせよ、充実した漫画ライフを送りましょう！

 -いろいろ